SCOR(サプライチェーン・オペレーション・レファレンス)モデル
その名の通りSCORモデルはサプライチェーン活動を評価・比較するためのフレームワークを提供する、プロセス参照モデルです。
サプライチェーン・カウンシルによって開発されたSCORは、注文入力から支払い済み請求書までのすべての顧客とのやり取り、およびサプライヤーのサプライヤーから顧客の顧客までのすべての製品取引を包含しているモデルです。これにはエンドツーエンドのサプライチェーンを構成するすべての物理的、情報的、金銭的な流れが含まれます。
構造と構成要素
SCORモデルは、5つの主要な管理プロセスを中心に構成されています。計画(Plan)、調達(Source)、製造(Make)、納品(Deliver)、返品(Return)です。
これらのプロセス構成要素を用いてサプライチェーンを記述することで、企業はサプライチェーンのオペレーションを迅速に分析し、運用、改善することができます。
SCORモデルのシスコでの事例
SCORの応用例はAT&Tなどに並ぶ世界的通信企業の代名詞である企業、シスコシステムズに見ることができます。
シスコはSCORモデルを採用したことで、サプライチェーンの可視性を向上、リードタイムを短縮し、サプライチェーンオペレーションと顧客要求の整合性を高めることに成功しました。SCORを適用することでシスコはリードタイムをなんと85%以上短縮し、年間数億ドルのコスト削減を実現することに成功しました。

