デイジーチェーニングって?
デイジーチェーンとは複数の機器を順番にあるいはリング状に接続する方法です。
機器のつなぎ方がデイジーの鎖に似ていることから「デイジーチェーニング」と呼ばれています。
デイジーチェーンのイメージが浮かばない方はヨーロッパの山で女の子が草原で遊んでいるときにつけているような花のかんむりを想像してください。
それでイメージ的には合っています。あの花かんむりのようなつなぎ方なので、接続法にそういう名前がついた訳です。
そしてデイジーチェーンはコンピューターネットワーク、電力、オーディオビジュアルのシステムなど、多くの種類のネットワークやシステムで使用されています。
デイジーチェーンネットワークでは、データはチェーンに沿って1つのデバイスから次のデバイスに送信されます。
スター型トポロジー(各機器が中央のハブに直接接続されている)に比べてケーブルの本数が少なくて済むため、複数の機器をシンプルかつ効率的に接続できる方法です。
しかし、デイジーチェーンの欠点はすぐに想像できるかもしれませんが、チェーンの中の1つのデバイスが故障すると、ネットワーク全体が混乱する可能性があることです。
難しく言えばスター型より冗長性においてマイナスではあります。
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デイジーチェーンの具体的使用例
一例としてコンピュータのモニター接続があります。
多くのモニターは、ビデオ信号の入力と出力の両方を備えており、デイジーチェーン接続が可能です。
複数のモニターを設置する場合、パソコンに接続するケーブルの本数を減らすことができるため、便利です。
またこれはコンピュータ以外でもオーディオや音楽制作の分野でも使われることがあります。
シンセサイザーやエフェクターなど複数のオーディオ機器をまとめて接続するために、デイジーチェーンを利用することができます。
これにより、オーディオ信号をある機器から次の機器に渡すことができ、複雑な音の連鎖を作り出すことができます。
さらに、デイジーチェーンは電源システムにも利用できます。
例えば、電源タップをデイジーチェーン接続することで、1台の電源タップでは対応できない多くの機器に電力を供給することができるものがあります。
ただし電源回路に過大な負荷がかかると火災の原因となるため利用には注意が必要なのをお忘れなく。
デイジーチェーンのメリットとデメリット 追記
こちらはデイジーチェーンのメリットとデメリットの比較表になります。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 配線の簡素化: デイジーチェーンは、複数のデバイスを1本のケーブルで接続できるため、配線が簡素化され、コストも削減される。 | 障害の影響: チェーン内の1つのデバイスが故障すると、全体の通信が停止する可能性あり。 |
| 設置の容易さ: 新しいデバイスを追加する際、既存のネットワークに簡単に接続可能。 | スケーラビリティの制限: デバイスの数が増えると、パフォーマンスが低下し、管理が難しくなることがあります。 |
| コスト効率: 複雑な配線が不要なため、設置コストが低く抑えられます。 | 帯域幅の不均等配分: 各デバイスが同じ通信路を共有するため、帯域幅が不均等に分配されることがある。 |
| 柔軟性: ネットワークの再構成が容易で、必要に応じてデバイスを追加または削除できます。 | トラブルシューティングの難しさ: 問題が発生した場合どのデバイスが原因か特定するのが難しいことがあります。 |
| 信号の整合性向上: 長距離通信において信号の干渉を減少させ、通信の信頼性を向上。 | データ転送速度の低下: 各デバイスが順番にデータを処理するため、全体のデータ転送速度が低下する可能性あり。 |
ということで、まとめるならば、つなげるのが簡単、しかし脆弱性はあがりがち。長距離で安定、でも保守はトラブルが起きると大変、と、まさに一長一短ともいえるかもしれませんね。
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