ローミングとは
ローミングとはわかりやすく言うとA社と契約している人がB社のネットワークを使うことです。
もう少しだけ具体的にいうと、携帯電話の利用者がホームネットワークの地理的なカバーエリア外を移動する際に、訪問先のネットワークを利用して、自動的に音声通話やデータの送受信などのサービスが利用できる仕組みのことを指します。
例えば、あなたが東京に住んでいて、あなたのモバイルネットワークのプロバイダーが日本全土をカバーしている場合を考えてみましょう。
あなたは休暇を利用してパリに旅行することにしました。
パリに到着すると、日本ではなくフランスなので、あなたのモバイル機器はホームネットワークからのネットワークカバレッジを失っています。
しかし、通話やメールの送受信、データの使用は可能です。これは、あなたの契約しているネットワークプロバイダーがフランスのネットワークプロバイダーとローミング契約を結んでいるためです。
これがローミングです。
細かく言うならば国際ローミングですね。
ローミングには、国際ローミング(上記の例のように)以外に地域ローミング(同じ国の異なるカバレッジの地域内で使えるもの)もあります。
ローミングの注意点 急な高額請求
ローミングには注意点もあり、ローミング料金は通常の国内料金より高額になることが多く、データ通信では、従量制課金により、予想外の高額請求が発生する問題も指摘されています。
本当にびっくりするような高額になるケースもたまにあるので注意しましょう。
飛行機などだとまだわかりやすいですが国際的な船旅などだと、本当に勝手につながっていて知らないうちに高額請求、ということがあるようです。
また、ミスをした場合はすぐに諦めずに自分の契約している通信事業者などに相談をしましょう。
特に悪意もなくあまりこのシステムについて知っている人もそこまで多くないためか、申し出ただけですぐにキャンセルをしてもらえた事例を実際に自分は聞いたことがあります。
ボーダフォンもAT&Tも国際ローミング企業
これだけではイメージは浮かばないと思うので、国際ローミングのサービスを行っている世界的企業はいくつもあるが、代表的な企業名を幾つか挙げておきたい。
名前を聞いたことがある企業や旅行好きな方なら空港の両替所付近などのモバイルコーナーで見た企業名がきっと含まれているはずだ。
英国の世界的通信企業、ボーダフォン。様々なプランで国際ローミングを提供しており、追加料金なしで通常の通信量を使用できる「ロームフリー」目的地もあるようだ。
アメリカのT-モバイルはマゼンタというプランで知られる。
同じくアメリカの代表的通信会社であるAT&Tももちろんやっている。
オレンジ。アップルみたいな名前だが、これはヨーロッパの大手通信会社だ。ヨーロッパ内外の国々を頻繁に旅行する人向けに、さまざまなプランのローミングサービスを提供している。
テレフォニカ。これはスペイン語圏を中心に大規模に国際ローミングサービスを提供している。
国際ローミングの現状
ローミング料金は特にデータ通信の場合は高額になることがある。
これは、自宅のネットワークプロバイダーが、訪問先のネットワークプロバイダーにインフラの使用料を支払わなければならないからです。
請求書ショックを避けるために、ユーザーは旅行前にモバイルプランのローミング料金を確認するか、現地のSIMカード、国際SIMカード、Wi-Fiなどの代替手段を利用する必要があります。
欧州連合(EU)では「Roam Like at Home」と呼ばれる政策により、EU域内を旅行する国民のローミング料金を廃止する措置をとっています。これにより、欧州の旅行者のモバイル利用が大幅に簡素化され電気通信市場への良い規制介入の一例となっています。
ローミングはコストがかかるものの世界中の旅行者に接続性と利便性を提供するモバイル通信の不可欠な機能である。
ビジネスの観点からはネットワークプロバイダー間の複雑な契約や技術的な互換性が必要ですが、一層国際的な移動が増えているユーザー側にとってはどこにいても接続できるシームレスな体験はより必要不可欠なものとなっているとも考えられます。
ローミングのオンとオフ
ローミングのオン・オフ設定は、モバイル端末の重要な機能の一つで、ユーザーが意図しない高額料金を避けるために設けられています。
この設定でユーザーは自身の通信環境と費用を適切に管理できるようになっています。
ローミングをオンとは、端末は自動的に利用可能な他社ネットワークを検索し、接続を試みる状態にすることです。
これにより、契約事業者のサービスエリア外でも通信サービスを継続利用できる。特に国際ローミングでは、海外でも日本の番号で通話・メール・データ通信が可能に。
一方、ローミングをオフとは、端末は他社ネットワークへの接続を行わないということです。
これで予期しない高額請求を防げますが、サービスエリア外では通信が完全に使用できなくなります。
多くのスマートフォンでは、音声通話とデータ通信を個別に制御できます。
データローミングのみオフにすることで、通話・SMSは利用しながら高額になりがちなデータ通信を制限することが可能です。
また、Wi-Fi接続時はローミング設定に関係なくインターネットが利用できるため、海外でも現地のWi-Fiを活用すれば通信費用を大幅に削減ができます。
ぜひ適切なローミング設定によって快適な通信ライフを。

